留学・ホームステイ先の食卓事情!実際に経験した食生活と対処法

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外国での留学生活は新しい冒険が詰まった経験ですが、その一環として挑戦しなければならないのが
異国の食卓。

ホームステイを検討中の方は、日々どんな食事が出るのか気になる方がいるのではないでしょうか?

今回は、筆者がカナダのバンクーバーにホームステイしていた時に実際に提供された食事と食生活の改善方法についてご紹介します!

あくまで一例ですが、これからホームステイをする方や留学を考えている方の参考になったら幸いです。

この記事を書いた人

元栄養士。

30代でCo-op留学に挑戦中。
留学に向けての準備、学んだこと、便利情報、感じたことなどを発信していきたいと思います!

食事はより生活を充実させるために大切な要素ですよね!

そもそもホームステイの食事って・・・?

私の場合、バンクーバーのダウンタウンから電車で40分ほどかかるお宅に住んでいました。

ホームステイ先は留学先の学校から紹介されているところで、食事は1日3食ついているところでした。

Suno
Suno

お昼は外で食べるかもしれないので、1日2食にならないかと質問しましたが、
3食と決まっているから変更できないと言われてしまいました。

留学先によっても違うと思うので、確認すると良いと思います。

ホームステイ先が決まる前に、宗教上の食事の制限はないか?アレルギーなどはないか?
菜食主義ではないか?タバコや飲酒はするか?

などの簡単なアンケートに答えました。
(その他にも、動物がいる家庭でも大丈夫か、子供がいる家庭でも大丈夫か、スポーツはするかなどいろいろな質問がありました)

ホームステイ中に提供される食事はホストファミリー(主にホストマザー)が準備して提供してくれます。

私がマッチングしたホームステイ先の場合、ホストファミリーとの事前の顔合わせや詳しい情報などは全くなく、現地に行ってから顔を合わせました。

ホストマザー
ホストマザー

やあ、いらっしゃい!

私がホストマザーよ。

困ったことがあったらなんでも言ってね!

どんな食事が出るの?ホストファミリーによって違います。

現地の食生活ができるわけではありません。

カナダは移民国家!

ホストファミリーはネイティブカナディアンよりも、アジア系や南米系の人が副業としてやっていることが多いです。

筆者がお世話になっているホストマザーもフィリピン人の方で、現地の食生活を体験するのではなく、毎日フィリピン料理を食べていました。

現地に着いた時にフィリピン料理でも大丈夫か聞いてくれました。

Suno
Suno

他のホームステイをしている人に聞いても、フィリピン人やメキシコ人がホストファミリーだというケースが多いようです。

ホストファミリーによって、提供される料理の内容やシステムは違うので、あくまで参考として見ていただけると幸いです。

ホストマザー
ホストマザー

食べられないものがあったら言ってね。

あと、食事の準備があるから食事がいらないときはちゃんと事前に連絡してね!

  • ネイティブのカナダ人がホストファミリーとは限らない(そうでないことの方が多い)し、カナダ料理を毎日食べるわけではない
  • ホストファミリーと一緒に食事をするとは限らない
  • 食べられないもの、食事に関する要望があったらきちんと伝えよう
  • 食事を食べる時間帯や何時までに用意が必要かホストファミリーに確認される
    ⇨その情報をもとにホストファミリーは食事の用意をする
  • 必ずしもバランスの取れた食事が提供されるわけではない
  • 食事の用意が不要なときは事前にホストファミリーに連絡する必要がある
  • その他、食事に関するルールがたくさんある

実際に出た食事とその他提供される物

実際に提供される食事は基本的にワンプレートでした(ある日の夕食)

ご飯の上に肉がのっている。プラス リンゴ(またはバナナ)が1個。

これが基本的な夕食でした。
食事は、朝、昼、晩ともに基本的にワンプレートで、ご飯にお肉がのっているものか、焼きそばのようなものが多かったです。

Suno
Suno

なんとなく想像はしていたけれど、一汁三菜とは程遠い食事です。

炭水化物中心。

日本人として、ご飯が食べられるのは嬉しいけれど・・・

食事が提供されるタイミングと1日の食事

こちらは1日分の食事です。

私のホストマザーはフルタイムで会計士の仕事をしている方でした。
なので、手軽にできる料理が多く、基本的にどれもワンプレートの食事。

平日はホストマザーが仕事後、夕方に3食分の食事をまとめて作り、
18時くらいにその日の夕食と次の日の朝食・昼食の3食分をまとめてテーブルに置きに来てくれます。

基本的な食事は以下のような内容でした。

朝食昼食夕食
以下の中のどれかひとつ
・菓子パン1個
・ジャムサンド
・ハッシュドポテト
・カップ麺
etc
以下の中のどれか一つ
・焼きそばのような料理
・ご飯に卵や肉がのっている
(多分フィリピン料理)
・ナポリタン
・オムライスのような料理
⇨ランチボックスに入れて学校で食べていました^^
以下の中のどれか一つ
・焼きそばのような料理
・ご飯に卵や肉がのっているもの
・野菜炒めと魚の煮付け
・チキンのスープ煮のようなもの
    +
上記のいずれかに必ずフルーツ1個がプラスされる(サラダ代わり?)

ほぼいつも1食ワンプレートです。
朝食はカップ麺1個やカップケーキ1個、
1週間毎日ランチにご飯の上にソーセージ1本ということもありました。。

ホストマザーはホームステイ居住スペースの上の階に住んでいて(2世帯住宅のような家)玄関も別。

家主とホームステイの居住空間は全く隔離されているので食事もいつも別でした。

Suno
Suno

私はいつも帰りが遅かったので家に帰った時には3食分の食事が置かれていて、
平日にホストマザーと会うことはほとんどなかったです。

流石に栄養が偏るので野菜を別途買って、食べるようにしていました^^;

元栄養士として、流石に炭水化物と肉ばかりの食生活はできないので、
野菜などを買い足して食事にプラスして食べていました。
野菜やフルーツなどは日本よりだいぶ高いですし、私のいたハウスは料理禁止(掃除の手間を減らすため?)だったので、包丁やコンロを使えません。
※他のホームステイしている子に聞いてもキッチン使用禁止だったようでした

写真のような袋入りのカット野菜(約$5)であれば安く手軽に用意できるので買って冷蔵庫に入れておくと便利です。
また、ザワークラウトなど野菜の瓶詰め、豆の缶詰などはスーパーマーケットなどで$1〜3と安く手に入るので副菜におすすめです。

Suno<br>(元栄養士)
Suno
(元栄養士)

体調を整えるために野菜に含まれるビタミンや食物繊維は大切です!

また、メイン料理の他にたまには汁物なども食べたくなるもの。

スープの缶詰などもスーパーで安く手に入るのでお薦めですよ!!

後日追記・・・

食事について交渉してみるのもありだと思います。
最初は失礼かと思い、「もっと野菜も食べたい」と言えなかったけど、
話してみたら意外とOKでした。

その他提供されるもの

キッチンの様子

キッチンには電子レンジや食器、スプーンや箸などのカトラリー類が揃っていました。

私のホームステイ先では、電子レンジ、湯沸かし器、冷蔵庫の使用はOKですが、キッチンでの料理は禁止でした。

Suno
Suno

茹で卵くらいは作りたいなあ・・・

冷蔵庫内
ビールやソース類は自由に飲んだり使ったりしてOKです♪

冷蔵庫内は中段が私専用のスペースで好きなものを置いてOKでした。

また、ホストマザーが飲料水や瓶ビール、ワイン、ソース類を冷蔵庫に置いてくれていて、自由に飲んだり使ったりしてOKでした^^

ホストマザー
ホストマザー

冷蔵庫にもともと入っているものは自由に食べてOKよ!

でも他のホームステイと使用場所を分けているから気をつけてね。

冷凍庫にはたまにアイスも入れてあげるわ!

Suno
Suno

どうもありがとう!

週末はビール飲んじゃおっと

食事に関する主なルール

ホームステイの居住スペースには多くのルールがあるのですが、食事に関しては主に以下のようなルールがありました。

食事に関するホームステイルール
  • キッチンでは料理禁止(コンロを使ったり、包丁を使うのもNG!)
  • 電子レンジを使用するときは必ずラップをして、その上に蓋をしてから使用する
  • 冷蔵庫内は決められたスペースのみ使う(他のホームステイと使用スペースを分けている)
  • 食事が終わったら食器はすぐに洗い、シンクは綺麗にすること
  • 生ゴミは決められたところに!
  • 食事がいらないときは決められた時間までに連絡をすること
  • 夜や外出時には電子ケトルの電源を切ること
  • 決められた食器のみを使う
ホストマザー
ホストマザー

快適にホームステイしてもらうために大切なルールなのよ

正直に言ってホームステイっていいの?留学中ずっと住める?

実際ホームステイにずっと住み続ける人はいます。
運良くとても良いホストファミリーに恵まれて快適に過ごす方が一定数います。

しかし、その割合は少ないように思います。

ほとんどの方が数週間のホームステイ後、シェアハウスに引っ越します。

その理由は、食事が合わなかったり、ホストファミリーと合わなかったり、他にホームステイをしている人と生活パターンが合わなかったりと様々。

中にはホストファミリーが義務を果たさず勝手に家族旅行に行ってしまい、食事の用意もしてくれなかった経験がある留学生もいました。

筆者は数ヶ月ホームステイを経験しました。

食事が合いませんでしたし、ハウスルールも細かく、ホストマザーと揉めることも多く快適とはいえませんでした。

食事の改善を求めると「この家のルールが気に入らないのならば勝手に出ていけばいい!」というだけで改善してくれませんでした(前払いしているので簡単に出ていけません😢)。

食事が足りないし、栄養が偏りすぎていたので追加でプロテインや野菜を購入したり、洗濯用の洗剤やトイレットペーパーなどの生活用品も自分で購入していたので、結局生活費が割高になっていました。

洗濯機も自由に使えず、ホストマザーが週に1度しか洗濯させてくれないので、服も追加で購入しなければなりませんでした(洗濯物の量が多くても怒られました💧)。

家賃の安い場所を見つければ、ホームステイよりもシェアハウスの方が生活費を安く抑えられるケースが多いです。

Suno
Suno

初めての留学生活の場合、最初の1、2ヶ月ほどはホームステイでも良いかもしれませんが、慣れてきたらシェアハウスへの引っ越しがおすすめです。

いろんな場所、いろんな人と住むことも良い経験になりますよ!

ホームステイ先は学校の指定だったので、自分で決めることはできませんでしたが、シェアハウスだと自分の希望通りに好きな場所、好きな環境、予算に合った場所を選択することができます。

私はその後シェアハウスに引っ越し、そこで知り合ったルームメイトと今は楽しく生活しています^^

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まとめ。

留学生活の中での食生活は、新しい文化や習慣を味わう素敵な機会です。

ホームステイは他人との関わりがある分、戸惑いや忍耐を必要とすることがあると思いますが、
自分なりのアプローチで楽しむことで、日常を豊かなものにすることができます。

留学生活を彩る工夫をしながら貴重な体験になるはずです!

そしてホームステイ中にカナダの生活に慣れ、情報収集してからシェアハウスに引っ越す方が多いですし、おすすめです。

これから留学をする方、または現在留学中の方やホームステイをするかどうか迷っている方の参考となったら幸いです。

今回はここまで🌸

suno
suno

それではまた!

sunoでした

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