シェアハウス探しでは必ず内見をしよう!
バンクーバーの賃貸は本当に高額です。
日本ではアパートで一人暮らしする学生が多いですが、バンクーバーでは出費を抑えるためにホームステイやシェアハウス、シェアルームを選択する人が多いです。
そして、安全面でもバンクーバーでシェアハウスを探す際、内見は重要なステップです。
この記事では実際にバンクーバーでの内見を経験した筆者の経験談と内見時に注意するポイントについて解説します。
バンクーバーでの留学生活をより充実させるためにぜひ参考にしてください!
家賃は毎月になるしなるべく費用は抑えたいな。
できれば自然が多くてシェアメイトとコミュニケーションが多いところに住みたい。
私は学生生活と仕事を両立しないといけないから交通の便が良い場所がいいわ
多少予算オーバーでも綺麗で安全な場所がいいわ。古い建物はNGね。
バンクーバーの物件はどこも高額だし留学生同士の物件の競争率は激しいです。
時期によっても相場が変動するから本当に難しい・・・
譲れないポイント、妥協できるポイントを明確にして探すといいです。
内見前に準備するべきこと
まずはバンクーバーでの賃貸システムについて理解しよう!情報はサイトの掲示板等で探します。
日本では不動産屋を通して部屋探しをしますが、バンクーバーでのシェアハウス探しはJPCanadaやCraigllist、FacebookのMarketplaceが利用されることが多いです。
不動産を通さないので、仲介料が発生せず効率的なように思えますが、
オーナーと直接やり取りするので詐欺や女性を狙った暴力事件などが発生するという危険があることも知っておくと良いです。
JPCanadaは日本人向けのサイトなので、シェアメイトは日本人が良いという方に特におすすめです。日本語で内見のやり取りができることもあります。
オーナーはたいてい外国人(特に中国系と韓国系が多い)です。
しかし、退去予定の日本人が日本語で対応してくれることもあります。
日本人慣れしているオーナーが多いので英語に自信がない方はJPCanadaのサイトが使いやすいかもしれません。
情報量の多さでいうと、MarketplaceとCraigllistがおすすめです。
Marketplaceは実名でのやり取りですが、Craigllistは匿名での出品が多いので詐欺に要注意です。
気になる物件があったらすぐに連絡しないとすぐ売れてしまうわ。
連絡する時は、入居希望日、希望入居期間、内見希望日を簡潔に書いて
スムーズに連絡できるようにするといいわね。
- シェアハウス探しサイトはJPCanada、Marketplace、Craigllist がおすすめ。
- 詐欺目的の情報もあるので注意が必要。
- 気になる物件があったらすぐに連絡。連絡は簡潔に必要情報をまとめること。
内見前に銀行口座は作っておこう(重要!)
賃貸料の支払いは銀行振込か現金(キャッシュ)が選べることが多いですが、
大金を持ち歩くのは危険なので銀行のやり取りをすることがおすすめです!
カナダではEトランスファーという、手数料無料でアプリを使って銀行間のお金をやり取りする便利なシステムがあるので有効に活用しましょう。
内見をしてすぐに契約となった時にデポジットの支払いが求められます。
デポジットとは保証金のようなもの。日本でいう敷金のようなもので、家賃の1/2の金額を請求されることが多いです。
気に入った物件があり契約したかったのに銀行口座を作る前ですぐにお金が用意できず、
オーナーから契約を断られてしまったことがありました!
バンクーバーに来たら銀行口座はできるだけ早く作り、契約までに送金にも慣れておいた方がよいです。
デポジットは退去時に汚損などの問題なければ返却してもらえるはずのものですが、オーナーによっては理由をつけて返却してくれないこともあるそうです😅
- いい物件を見つけたらできるだけ早く意思表示
- デポジットを払うまでは部屋が確約できない
- 契約時お金がすぐに用意できるようにしておく
物件探し語録
よく使われる英単語の意味をご紹介します!
カナダの物件探しでよく使われる表現なので、以下参考にしてください!
物件を探す条件を決めよう
あらかじめ部屋選びの条件を固めておく
効率よく内見をするためにどんな部屋を探したいか、予算はどれくらいかを決めておくと良いです。
ちなみに周りの留学生に聞いてみると700~1000ドルくらいでルームシェアしている人が多いです。
シーズンごとにも異なり、初夏から夏にかけてさらに金額が高騰するそうです・・・
また、社会人経験があり予算に余裕がある留学生は1300ドルくらいでマスタールームを借りているという人もいました。
もちろん、条件を決めていても内見をしていくうちに好みが変わることもあると思いますが、失敗しない物件選びのために譲れない条件だけは決めておきましょう!
私は利便性や部屋の清潔さ、安全性を重視したいわ。
ダウンタウン近くのCondoで個室鍵付きのところがあれば理想的ね。
予算は少しオーバーしても快適に過ごしたいわ。
僕はいろんな国の人と交流を持ちたいから。インターナショナルな環境に住みたい。
たくさん人と話す機会があればそれだけ言語の勉強ができるよね。
家賃は多少ダウンタウンから離れてもOK。予算は850ドル以下で探したいな。
私は日本人、アジア人が多いシェアハウスに住んでいます。
日本人は共有スペースを綺麗に使ってくれる方が多いですし、就職や勉強のことについて情報交換できるのもメリットです🎵
どこに住むか?治安は?
住む地域を決めるときには以下のポイントを押さえると良いです。
- 治安は良いか(E.Hastings StとSurreyは要注意)。
- 通勤・通学時間は問題ないか。
- Zone1、Zone2、Zone3のどこ住むかで定期代が5000円以上の差が出る。
オンライン授業、リモートワークが多い方だったら多少中心地から離れても問題ないかもしれません。
しかしそうでない方が大半だと思います。
通勤通学時間に公共交通機関を使う場合、Zoneをまたぐ場合余計にお金を払う必要があります。
例えばダウンタウンにある学校に毎日通う場合、Zone1に住むかZone2に住むかで月ごとの定期代は5000円近く差が出ます。
バンクーバーの定期や交通についてはこちらの記事に細かく書いてあるのでご参照ください。
また、バンクーバーは世界的に見て治安が良く都会と自然が共存していて住みやすい街ですが、日本に比べると約8倍の犯罪率だとか。
場所によってはホームレスや薬物中毒者が多い場所、移民系ギャングが多く暴力事件や盗難が頻発する場所あります。
ダウンタウン・チャイナタウンに近いE.Hastings St(イースト ヘイスティングストリート)やZone3にあるSurrey(サレー)は特に窃盗や暴力事件が多いことで知られています。
女性は特に避けた方がいいわね。
中にはホームレスのフリをして突然ひったくりをする人もいるそうよ。
帰りが遅くなることが多い方や留学を始めたばかりで慣れない方は特にこの地域は避けた方が無難でしょう。
ハウスかCoudoか?
ホームステイにするか、シェアハウスにするか、Condoにするか、
また部屋のタイプはマスタールームかDenかリビングか?
どの部屋のタイプを決めるかで生活は全く変わってきます。
こればかりは住んでみないと自分に合うかどうかわかりませんが以下参考にしていただくと良いと思います。
最初のホームステイ先が半地下でした。
暖房設備が古いタイプだったので
冬場は本当に寒くトイレに行くのが辛かったです。
1ヶ月だけインド人の方とルームシェアしたことがありますが、ルームメイトが夜中にずっと電話をしていて眠れなかったり、お互いのアラームの設定時間が異なるため睡眠不足になることが多かったです。
リビング生活やルームシェアでも信頼関係やルールがしっかりしている場所だと
快適に生活できるケースもあるみたいだね。
内見時に確認しよう!ハウスルールは?清潔さは?
百聞は一見にしかず。絶対に内見しよう。
先に申し上げますが、
サイトの物件紹介写真は画像修正されていてほとんど参考になりません😅
紹介では「綺麗」だと紹介していても実際行ってみると汚かったりする場合があります。
ネット上で物件を決めて契約料を支払ったら詐欺だったというケースも稀にありますので、絶対に内見はするようにしましょう。
部屋に入る時靴を脱ぐことが多いので、気になる方は携帯用のスリッパを用意しておくと良いと思います。
女性は友人と内見に行った方が良い?実際は・・・?
留学先の学校のオリエンテーションで
「内見中に部屋に連れ込まれ暴行される事件があった。女性は必ず友人と内見に行くように」
と脅されます。
私は怯えました(^_^;) ええ
確かに友人と一緒に内見に行ければ理想的ですが、何回か内見をする場合、何度も友人に付き合わせるのは現実的に難しいことがあると思います。
私は計10回ほど内見しましたが、今まで危険を感じたことはなかったです。
実際に、女性が友人と内見に来ているのは1回ほどしか見たことがないです。
ほとんどは内見者それぞれ一人で来ていて、他の入居希望者と一緒に内見することが多かったです。
もちろん、用心するに越したことはないです。
詐欺を避けるために、物件紹介で怪しい表記はないか、内見前のメーセージのやり取りで「内見は一人で来るようにしてください」など不審なメッセージはないかなど注意すると良いです。
物件の家賃が適正価格かも確認すると良いわ
不自然に安かったり、逆に高かったりしないか注意するといいわね。
ハウスルールを確認しよう!洗濯機の使用は?掃除当番制?騒音は?禁煙?
他人同士が同居するシェアハウス。お互いが気持ちよく暮らすために必要なのがルールです。
しかし、ルールが厳しすぎると面倒くさかったり生活しにくかったりすることもあります。
以下は私が今までの内見でよくみるルールです。
自分の生活リズムと照らし合わせて気になるものがあれば内見時に確認してみてください。
夜に騒音を立てないようにするのは常識よね。
でも洗濯が週1回は不便だわ。洋服はまめに洗いたいの。
友人を家に呼べないのはつまらないかも。
夜遅く帰ってくることが多いから風呂に入れないのも困るな・・・
ルールが厳しすぎると窮屈かもしれない。
内見時チェックリストの質問票!
内見している時に内見チェックリストをプリントアウトして持ってきている人がいました^^
初めての部屋探しの方や英語に自信がない方はぜひこちらの質問リストを参考にしてください。
また、内見に入る前にメールやテキストで気になることは遠慮なく聞いたほうが良いです。
条件に合うかどうか内見前に分かれば無駄な時間や交通費をかけずに済みます。
気に入った物件があったら?
良い物件が決まったらすぐに入居の意思を伝えましょう。
前述しましたが、物件は留学生同士の競争率が激しいです。自分がいいと思った物件は他の内見者にも魅力的なものです。
気に入ったら内見中に入居の意思を伝え、すぐに契約に持ち込めるとベターです。
すぐに物件を決めたい人はデポジット支払い用に現金を用意して内見に行く人もいるようです(ただし盗難に注意!)。
これも前述しましたが、入居の意思を伝えても契約してデポジットを払うまでは部屋の確約はできないので、オーナーが内見者を受け入れ続けていることもあります。
いいなと思ったらスムーズに契約まで行けるようにしましょう。
SIN番号は絶対に教えない!(重要)
契約時に、まれにオーナーにSIN番号(カナダで働くために必ず必要な番号)を聞かれることがあるかもしれません。
しかし教える義務はありませんし、非常に大切な番号なのでSIN番号は教えてはいけません。
SINナンバーは「就労先」「銀行」「Taxリターンの代理をお願いした会社」以外には教えないようにしましょう。
もし、オーナーにSIN番号を尋ねられたら「SINナンバーは教えてはいけないと聞いている」と答えると良いです。
身辺調査、残高照明が必要なことも・・・
オーナーからしたらテナントが信用できるか、問題を起こさず部屋を清潔に保ってくれるかは重要な要素です。
貸主によりますが、中には入居希望者の現在の家主や雇用主、学生の場合は友人等に連絡して素行に問題がないか借主として問題がないか確認してから入居者を選考するケースもあります。
また、家賃の支払い能力があるか確認するため残高照明を要求されることもあります。
確認された時に問題なくクリアできるよう、できるだけ現在の貸主とも円満な関係を保てるようにしましょう。
契約書を作ってもらう
詐欺防止、トラブル防止のために契約書は作ってもらうようにしましょう。
また、住んでから急に家賃を上げられたりしないように、契約書に家賃の金額、オーナーの連絡先も記載してもらうようにしましょう。
デポジットや家賃の支払いはEトランスファーがおすすめです。
自分のカナダ国内銀行口座から相手のメールアドレスを通して他者の銀行にお金を送金する(手数料無料)便利なシステムです。
現金のやり取りだと大きなお金を持ち歩くことになるので危ないですし、銀行からの支払いの方が支払い金額の履歴が残るので支払ったことの証明になります。
領収書も可能な限りもらいましょう。
部屋に入居したら
契約時に前金として支払うデポジット。日本でいう敷金のようなものなので退去時に汚損等がなければ返却してくれるものですが、クリーニング代と称して返してもらえない場合もあります。
入居時に壁や床等の気になる汚れや傷等があれば写真に取っておき証明できるようにすると安心です。
最後に
今回はハウスシェアの物件選びについてご紹介しました。
内見時のポイントをご紹介しましたが、もちろん住んでみないとどんな場所かはわかりません。
想像以上に素晴らしい体験になるかもしれませんし、同居人と相性が悪いこともあると思います。
しかし、それも含めて留学の貴重な体験になるはずです。
この記事が貴重な海外生活を目一杯楽しむための一助となったら幸いです。
今回はここまで🌸
それではまた!
sunoでした
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